読売新聞 2017年12月18日(月)配信。
引越しをキャンセルする場合の解約金が2018年6月に大幅に値上げされる。
引越し当日に解約すると、現状では引越し料金の2割を上限として解約金が最大5割に引き上げられる。直前に解約するひとが増えており、人手不足で人件費が上昇している引越し業界が、解約に伴なう損失金を減らす狙いがある。
引越し業界を所管する国土交通省が、貨物自動車運送事業法に基づいて定めた契約ルール「標準引越し運送約款」について、解約にかかる手数料を引き上げる改定を行なう。
具体的には解約金の上限について、引越し当日の場合、引越し料金の20%がら50%、前日の場合、10%から30%にひきあげる。これまで無料としていた引越しの2日前でも、20%以内で徴収出来るように改める。